用語集一覧

あ行

ROE(あーるおーいー)Return On Equity
自己資本利益率。自己資本の何倍が総資産となるかを表した数値。
IR(あいあーる)Investors Relations
投資家向け広報。企業が株式や投資家に対し、経営状態や財務状況など投資の判断に必要な情報を広報するための活動。
IPO(あいぴーおー)Initial Public Offering
新規株式公開。未上場企業が新規に株式を証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにすること
青天井(あおてんじょう)
相場の上げ基調が続き、どこまでも上昇し続けること。
悪材料(あくざいりょう)
相場が下落する要因となる事実やできごと。悪いニュース。
アクティブ運用(あくてぃぶうんよう)
ベンチマークとなる市場インデックス(日経平均株価やTOPIXなど)を上回る運用成績をあげることを目標とする運用方法。
上げ相場(あげそうば)
株価がだんだん上昇してく状態。
アナリスト(あなりすと)
経済・業界・企業の分析や評価をする専門家。投資家に投資判断の材料となる適切な情報を提供します。
ETF(いーてぃーえふ)Exchange Traded Funds
株価指数連動型上場投資信託。特定の株価指数に連動することを目的として運用される投資信託。
EPS(いーぴーえす)Earning Per Share
1株当たり利益。
移動平均線(いどうへいきんせん)
5日や26週など一定期間の株価の終値を「平均値」を線で結び、グラフ化したもの。
インカムゲイン(いんかむげいん)
資産を保有することで安定的、継続的に受け取れる利益。株式投資の配当金や、債券の利子がインカムゲインに当たります。
インデックス(いんでっくす)
株式や債券など、市場全体の動向を示す指標や指数のこと。日経平均やTOPIX、ダウ平均など。
インデックスファンド(いんでっくすふぁんど)Initial Public Offering
日経平均株価など特定の指数(インデックス)と同じ値動きをするよう運用される投資信託。特定の指数への連動を目指し、たくさんの銘柄を均等に購入するため、インデックスファンドを1本保有するだけで広範な分散投資が可能になります。
売り気配(うりけはい)
売り注文に対し、それに見合う買い注文がなく、売買が成立せず値がつかない状態。「ヤリ気配」とも。
上値(うわね)
現在の値段より高い値段のこと。
上放れ(うわばなれ)
株価が一気に上昇すること。
運用管理費用(うんようかんりひよう)
信託報酬とも。投資信託の運用・管理にかかる費用。投資家(受益者)の信託財産から日々控除されるため、投資家は投資信託を保有している期間は、間接的にその費用を負担していることになります。
ADR(えーでぃーあーる)American Depositary Receipt
米国預託証券。米国以外の外国企業の株式を、米国株と同じ扱いで売買ができます。
FRB(えふあーるびー)Federal Reserve Board
連邦準備制度理事会。議長と7名の理事で構成されている米国の中央銀行制度の最高機関。
FOMC(えふおーえむしー)Federal Open Market Committee
米国連邦公開市場委員会。アメリカの金融政策を決定する会合のこと。
M&A(えむあんどえー)Merger and Acqusition
企業の合併、買収。
円建て外債(えんだてがいさい)
海外の発行体(国際や外国政府、民間企業)が日本国内で発行する円建ての債券。「サムライ債」「サムライ・ボンド」とも。
大型株(おおがたかぶ)
東証一部上場銘柄の中から、時価総額と流動性が高い100銘柄。上位400銘柄を「中型株」、大型株・中型株に含まれないものを「小型株」と呼びます。
大台(おおだい)
価格の桁が変わる節目。大台を上回ることを「大台乗せ」、逆に下回ることを「大台割れ」と言います。
大引け(おおひけ)
取引所における1日の最後の取引。
押し目(おしめ)
上昇していた株価が一時的に下がること。
押し目買い(おしめがい)
株価が上昇している局面で、一時的に株価が下落したタイミングを狙って買う手法。
押し目待ち(おしめまち)
押し目を待って買おうとすること。「押し目待ちに押し目なし」と格言にもあるように、予想に反して株価が上昇を続け、買うチャンスを逃すことが多いとの意味です。
押す(おす)
株価が下落すること。「下押す」とも。
オプション取引(おぷしょんとりひき)
ある商品(株式・債券など)を、将来の決められた期日までに、あらかじめ定められた価格で買ったり売ったりする権利の取引。買う権利をコールオプション、売る権利をプットオプションと言います。
終値(おわりね)
1日の取引の最後に取引された値段。

か行

買い気配(かいけはい)
買い方が提示する値段のこと。または、買い注文に対してこれに見合う売り注文がなく、売買が成立しない状態。
買い場(かいば)
買いの好機のこと。買い場所の略。
価格優先の原則(かかくゆうせんのげんそく)
証券取引所における、売買注文を成立させる際の優先順位のひとつ。同じ銘柄に複数の注文が出た場合、売り注文では最も低い値段が、買い注文では最も高い値段が優先されます。
株価収益率(かぶかしゅうえきりつ)
PERとも。PERとはPrice Earnings Ratioの略で、株価が1株当たり純利益(EPS:Earnings Per Share)の何倍まで買われているかを表します。株価収益率が高ければ株価が割高、株価収益率が低ければ株価は割安と判断されます。
カントリーリスク(かんとりーりすく)
国の信用リスク。その国の政治・経済情勢などの変化によるデフォルト(債務不履行)となる危険度合い。
基準価額(きじゅんかがく)
投資信託の値段。基準価額は、株式や為替のように市場が開いている間絶えず値動きするものではなく、原則1日に1回公表され、日々変動します。投資信託の購入・換金(解約)の時の基準になります。
逆張り(ぎゃくばり)
価格が上昇トレンドの時に「売り」、下落トレンドでは「買い」をする取引方法。
キャピタルゲイン(きゃぴたるげいん)
株式や債券など保有している資産を売却によって得られる売買差益。
クローズド期間(くろーずどきかん)
投資信託の運用を安定化させるためなどの理由から、解約ができない期間のこと。クローズド期間は投資信託によって違い、3ヶ月~1年程度、またクローズ期間のないものもあります。
気配(けはい)
株式、債券、為替などの取引において、売りたい時にいくらで売れそうか、買いたい時にいくらで買えそうかの目安になる値段。
堅調(けんちょう)
相場が徐々に上昇する傾向にあり、上げ基調が続いている状態。
権利落ち日(けんりおちび)
権利付き最終日(株主がその銘柄を保有することで、株主権利を得られる最終売買日)の翌営業日。
権利付最終日(けんりつきさいしゅうび)
株主がその銘柄を保有することで、株主権利を得られる最終売買日。配当金や株主優待を取得するためには、各企業が定める権利確定日に株主として株主名簿に掲載されている必要があります。そのためには、権利確定日を含む3営業日前(権利付き最終日)までに株式を購入しなくてはいけません。
公募(こうぼ)
株式や債券など有価証券を発行する際、不特定多数の投資家に対して募集すること。
コール市場(こーるしじょう)
短期の資金を融通しあう金融機関だけが参加する市場。
ゴールデンクロス(ごーるでんくろす)
株価の動きを示すチャートにおいて、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に交差して抜けること。上昇相場に入ったことを示すシグナルとされています。
後場(ごば)
午後の取引のこと。午前の取引は「前場」といいます。
後場寄り(ごばより)
午後の取引(後場)の最初の値段。
5パーセントルール(5ぱーせんとるーる)
株券などの大量保有の状況に関する開示制度。上場企業の発行済み株式総数の5%を超を保有した場合、金融庁に届け出る義務があります。

さ行

先物取引(さきものとりひき)
あらかじめ決められた期日に、決められた価格で売買することを約束する取引。
下げ足(さげあし)
株価が下落基調で推移していく動き、足取りのこと。急速に下落した場合などは「下げ足を速める」といいます。
下げ渋る(さげしぶる)
下落していた相場の勢いが弱まり、下げ止まること。また、下落傾向にある価格が、思ったほど下落しない状態。
下げ相場(さげそうば)
相場が次第に下落していく状態。
指値(さしね)
指値注文。現在のレートより有利なレートを指定して発注する注文方法。
サムライ債(さむらいさい)
海外の発行体(国際や外国政府、民間企業)が日本国内で発行する円建ての債券。「サムライ・ボンド」「円建て外債」とも。
GDP(じーでぃーぴー)Gross Domestic Product
国内総生産。国内で生み出された付加価値の総額。「国民所得統計」とも。
塩漬け(しおづけ)
買値よりも値下がりした株式を、値上がりを期待して保有している状態のこと。
時間優先の原則(じかんゆうせんのげんそく)
証券取引所における、売買注文を成立させる際の優先順位のひとつ。同じ値段の呼び値については、先に発注された注文が優先されます。
下押す(したおす)
相場が下がること。「押す」とも。
下支え(したざさえ)
相場がある水準以下に下がらない状態。
仕手株(してかぶ)
巨額の資金を持っている投資家によって、株価を意図的に操作した銘柄。こうした投資を行う専門家を「仕手筋」と言います。
収益分配金(しゅうえきぶんぱいきん)
投資信託の分配金。株式の配当金のようなもの。
主幹事証券会社(しゅかんじしょうけんがいしゃ)
有価証券の募集や売り出しをする際、募集や売り出しの中心となる証券会社。
証券コード(しょうけんこーど)
上場株式や上場投資信託等を識別するために割り振られた数字4ケタの番号。
上伸(じょうしん)
株価が上がること。
新株(しんかぶ)
株式会社が株式分割や増資、合併・株式交換等により、新しく発行する株式。すでに発行している株式は「旧株」と言います。
信託期間(しんたくきかん)
当信託の最初の設定日から、運用が終了する償還日までの期間。
信託財産留保額(しんたくざいさんりゅううほがく)
投資信託を途中で解約する際に、投資家が支払う費用。信託財産保留額は、手数料のように運用会社や販売会社の収益とはならず、売却時のペナルティとして投資信託に戻されます。
信用取引(しんようとりひき)
株や現金を担保として証券会社に預け、証券会社からお金を借りて行う取引。預けた担保の評価額の約3.3倍まで取引が可能です。
信用銘柄(しんようめいがら)
制度信用取引で取引できる銘柄のこと。上場株式数や株主数、売買高、値付率など取引所が設けた基準を満たした銘柄です。
ストックオプション(すとっくおぷしょん)
「新株予約権」の一種。株式会社の従業員や取締役が、自社株を会社の決めた価格で購入できる権利です。
ストップ高・ストップ安(すとっぷだか・すとっぷやす)
前日の終値に対して値幅制限いっぱいまで株価があがることをストップ高、前日の終値に対して値幅制限いっぱいまで株価が下がることをストップ安と言います。
成長株(せいちょうかぶ)
将来事業が大きく発展する見込みがある会社の株。「グロース株」とも。
制度信用取引(せせいどうしんようとりひき)
信用取引の一種。証券取引所の規則で決済期間、品貸料が定められている信用取引。決済期間は最長6ヶ月とされています。
先行指数(せんこうしすう)
景気の動きに先んじて変動する指数。景気動向指数の1つ。
前場(ぜんば)
午前の取引のこと。午後の取引は「後場」といいます。
前引け(ぜんびけ)
午前中の取引(前場)の最後の値段。
全面高(ぜんめんだか)
ほとんど全ての銘柄が値上がりしている状態。
全面安(ぜんめんやす)
ほとんど全ての銘柄が値下がりしている状態。
続伸(ぞくしん)
株価が連日上昇すること。
損切(そんきり)
損失を抱えている状態で保有している株式などを売却し、損失を確定させること。ロスカット、ストップロスとも。

た行

大納会(だいのうかい)
証券取引所の年末の最終取引日。
大発会(だいはっかい)
年初の最初の取引日。通常は1月4日ですが、当日が土曜日の場合は1月6日、日曜日の場合は1月5日になります。
高値(たかね)
一定期間の取引で一番高かった値段。期間は1日、1週間、1ヵ月、1年、上場してからの全期間などさまざま。
高値覚え(たかねおぼえ)
過去の高値が忘れられず、相場が下落しても戻りを期待して売ろうとしないこと。
高値警戒(たかねけいかい)
株価が高くなり過ぎたため、その反動で下げを心配する観測が強くなること。
高値づかみ(たかねづかみ)
株価が高い時に買ってしまうこと。一番高値の状態で買ってしまうことは「天井づかみ」。
高値引け(たかねびけ)
終値がその日の最高値で取引を終えること。
打診買い(だしんがい)
相場が停滞している状態に、市場の反応を探るため小口の買い注文を出すこと。
タックスロス・セリング(たっくすろす・せりんぐ)
税金対策のひとつ。年末までに含み損が出ている株を売却して損失を確定すること。
単位型投資信託(たんいがたとうししんたく)
最初の募集期間にしか購入できない投資信託のこと。ユニット型投資信託とも。
短期金融市場(たんききんゆうしじょう)
一般的に期間1年以内の短期の資金取引が行われる市場。コール市場、CD(譲渡性預金)市場、CP(コマーシャル・ペーパー)市場、国庫短期証券市場などがあります。
遅行指数(ちこうしすう)
景気に対し遅れて動く経済指数。
注意喚起銘柄(ちゅういかんきめいがら)
主に信用取引で、貸し付株券の調達が困難になる恐れがあるとして公表された銘柄。
追加型投資信託(ついかがたとうししんたく)
運用開始後も購入できる投資信託のこと。「オープン型ファンド」とも。
強気(つよき)
相場が上がるだろうと予想すること。そうみる人が多い状況。
強含み(つよぶくみ)
現在の株価が上昇傾向にあり、今後も上がりそうな気配があること。
低位株(ていいかぶ)
株価が市場全体の水準に比べて低い銘柄のこと。水準に明確な定義はありません。
TOB(てぃーおーびー)Take Over Bid
株式公開買付。不特定多数の株主から取引所の市場外で株式を買い集めること。
出来高(できだか)
1日や1週間など一定期間内に成立した株式の売買数量。「売買高」とも。
出来値(できね)
取引が成立した値段。
テクニカル指標(てくにかるしひょう)
価格や出来高の推移をグラフ化したチャートの形状などから、将来の値動きを予想するテクニカル分析で使われる指標。
出直り(でなおり)
一度下がった株価が立ち直り、再び上がり出すこと。
投資尺度(とうししゃくど)
投資判断の目安となるものの総評。
東証株価指数(とうしょうかぶかしすう)
東証市場第一部に上場する国内株式全銘柄を対象とする株価指数。TOPIXとも。
特別気配(とくべつけはい)
一度に大量の「買い注文」か「売り注文」が入った場合、売買を成立させずに一時的に取引が停止されること。株価の乱高下をおさえるために公表されます。
特別損益(とくべつそんえき)
臨時に発生する損益のこと。土地や株式などの資産売却によりその期にだけ発生した臨時収入や、不良債権処理のための損失計上など。
突飛高(とっぴだか)
特に材料がないにもかかわらず、ある銘柄が突然大幅に値上がりすること。
突飛安(とっぴやす)
特に材料がないにもかかわらず、ある銘柄が突然大幅に値下がりすること。
独歩高(どっぽだか)
相場全体の動きが軟調の中、ある銘柄だけが飛びぬけて高いこと。「異彩高」とも。
独歩安(どっぽやす)
相場全体の動きが堅調の中、ある銘柄だけが飛びぬけて安いこと。「異彩安」とも。
TOPIX(とぴっくす)Tokyo Stock Price Index
東証株価指数。東京証券取引所第一部上場全銘柄を対象として、算出・公表している株価指数。
ドルコスト平均法(どるこすとへいきんほう)
価格が変動する商品に対して、常に一定金額を定期的に購入する方法。価格が安い時は口数を多く、価格が高いときは口数を少なく購入することで、日々変動する株価の変化が平均化され、リスクを抑える効果が期待できます。

な行

内需関連株(ないじゅかんれんかぶ)
国内景気(内需)が好調な時に、より業績の拡大が見込まれる企業の株式。
内部留保(ないぶりゅうほ)
企業の当期純利益のうち、税金や配当、役員報酬などの社外流出分を差し引いた残額。
成行注文(なりゆきちゅうもん)
売買する価格を自分で設定せず、現在表示されている株価で発注する注文方法。
軟調(なんちょう)
相場が徐々に下落する傾向にあり、下げ基調が続いている状態。
値上がり益(ねあがりえき)
買った時よりも高い値段で売れた時に得られる利益。
値嵩株(ねがさかぶ)
株価が市場全体の水準に比べて高い銘柄のこと。水準に明確な定義はありません。
値幅制限(ねはばせいげん)
取引所では急速な株価変動を避けるため、1日の株価変動幅を一定範囲に制限しています。
年初来高値(ねんしょらいたかね)
一年間で一番高い株価がつくこと。ただし、1月から3月の間は年初来高値ではなく「昨年来高値」を使用するのが一般的です。
年初来安値(ねんしょらいやすね)
一年間で一番安い株価がつくこと。ただし、1月から3月の間は年初来高値ではなく「昨年来安値」を使用するのが一般的です。
軒並み高(のきなみたか)
特定の銘柄だけでなく、その市場の多数の銘柄が上昇している状態。
軒並み安(のきなみやす)
特定の銘柄だけでなく、その市場の多数の銘柄が下落している状態。

は行

配当(はいとう)
企業が株主に利益を分配すること。株主が保有する株数に比例して分配されます。
配当落ち(はいとうおち)
株式にその期の配当金を受け取る権利がなくなった状態。権利確定日の翌営業日。
配当性向(はいとうせいこう)
株主への「利益還元率」のこと。その期の純利益の中から、配当金をどのくらい支払っているかパーセンテージで表したもの。
配当利回り(はいとうりまわり)
購入した株価に対し、年間でもらえる配当金を示した数値。
売買監理銘柄(ばいばいかんりめいがら)
取引所の売買規制処置のひとつ。売買状況などに異常があると判断すると、「売買管理銘柄」に指定して投資家に注意喚起を実施します。
売買規制措置(ばいばいきせいそち)
売買状況や価格変動に異常があると認める場合、または、その恐れがあると認める場合に、送検取引所が行う処置。
売買代金(ばいばいだいきん)
株価に出来高をかけて算出されたもの。それぞれの銘柄で売買代金を算出し、それを合計したものが市場全体の売買代金となる。
始め値(はじめね)
その日の取引で最初に成立した値段。
パッシブ運用(ぱっしぶうんよう)
投資信託などの運用手法のひとつ。運用目標とするベンチマークに連動する運用成果を目指す手法。
初値(はつね)
上場した後、初めて付いた株価。
パフォーマンス(ぱふぉーまんす)
運用成果や運用実績、また過去の値動きを指します。
波乱含み(はらんぶくみ)
今のところ平穏に見えるが、激しく変動する気配が濃い状態の相場。
バリュー株(ばりゅーかぶ)
利益や資産から評価した企業価値に対して、株価が割安に放置されている銘柄。割安株とも。
反対売買(はんたいばいばい)
当初約束した取引と反対の取引を行うこと。信用取引や先物取引は買った銘柄、もしくは売った銘柄は期日までに必ず決済しなくてはいけません。「反対売買」は買った銘柄を売る、あるいは売った銘柄を買うことです。
反転(はんてん)
これまで動いていた方向とは逆方向に価格が動くこと。
反騰(はんとう)
下げ続けた相場が大幅に上がること。
反動安(はんどうやす)
上げすぎた相場がその反動として下がること。
半値押し(はんねおし)
上昇した相場が上昇分の半分下落すること。
半値戻し(はんねもどし)
相場格言のひとつ。大きく下げた後の相場が反転して戻りに転じたとき、下げた値幅の半分まで戻れば、今後元の値段まで戻る上昇力を持っていると判断できるという意味が一般的です。
販売手数料(はんばいてすうりょう)
投資信託を購入する際に販売会社に支払う手数料。申込手数料とも。
反発(はんぱつ)
下げ続けた相場が急に上がること。
反落(はんらく)
株価上昇の翌日に下落に転じること。
BBレシオ(びーびーれしお)
販売額に対する受注額の割合。
PER(ぴーいーあーる)Price Earnings Ratio
株価収益率。株価が割安か割高かを判断するための指標。
PBR(ぴーびーあーる)Price Book-value Ratio
株価純資産倍率。会社の純資産に対して株価が適当な水準であるかを判断するための指標。
引き締まる(ひきしまる)
相場が少し上昇気味になること。「締まる」とも。
引け(ひけ)
証券取引所の取引で、前場(午前中の取引)と後場(午後の取引)の最後の取引。
引け後気配(ひけあとけはい)
取引時間の終了後、市場に残っている未約定の注文状況のこと。
非上場株式(ひじょうじょうかぶしき)
証券取引所に上場してない企業の株式。
日計り商い(ひばかりあきない)
1日のうちに同一銘柄を売買すること。
ファンダメンタルズ(ふぁんだめんたるず)
国や企業などの経済活動の状況を表す指標。
含み損益(ふくみそんえき)
保有する株式などの有価証券が買った時よりも値上がりし、売却すれば利益が出る状態。
普通株式(ふつうかぶしき)
株式市場で売買される一般的な株式のこと。普通株とも。
普通分配金(ふつうぶんぱいきん)
株式投資信託の分配金には、普通分配金と特別分配金(元本払戻金)があります。普通分配金は課税対象ですが、特別分配金は非課税です。
物価指数(ぶっかしすう)
消費者が日常生活で購入する様々な商品やサービスの物価の動きを把握するための統計指標。
ブックビルディング方式(ぶっくびるでぃんぐほうしき)
証券取引所に新たに上場する(新規公開する)株式の公開価格を決める方式の1つ。投資家の需要状況に応じて公募価格を決定する方式で、「需要積み上げ方式」とも。
物色買い(ぶっしょくがい)
値上がりしそうな銘柄を探すこと。
浮動株(ふどうかぶ)
上場株式の中で常に市場に流通し、売買されている流動性のある株式のこと。
ヘッジ(へっじ)
価格変動に伴うリスクを回避すること。
ベンチャーキャピタル(べんちゃーきゃぴたる)
将来大きな成長が見込める未上場企業に出資する会社のこと。
変動相場制(へんどうそうばせい)
為替レートを市場の需要に応じて自由に決める制度。
暴騰(ぼうとう)
物価、株価などの相場が急激に大きく上昇すること。
暴落(ぼうらく)
物価、株価などの相場が急激に大きく下がること。
ポートフォリオ(ぽーとふぉりお)
様々な資産の組合せのこと。どれくらいの配分でどの銘柄へ投資するかの組合せを指します。
ボックス相場(ぼっくすそうば)
箱の中に入っているように、一定の範囲内(レンジ)で株価が上下している状態。
ボラティリティ(ぼらてぃりてぃ)
値動きの変動率。商品のリスクの大きさの目安として使用されます。

ま行

マザーズ(まざーず)
東京証券取引所が運営する、成長企業を対象とした証券市場。
見送る(みおくる)
取引が活発に行われない状況。
無担保コール翌日物(むたんぽこーるよくじつもの)
コール市場で無担保で資金を借り、翌日に返済する取引。
無配(むはい)
配当が行われないこと。
銘柄(めいがら)
市場で取引される有価証券の名称。
目先(めさき)
ごく短い将来。短期的な相場観。

や行

約定(やくじょう)
株式取引などの売買が成立すること。
約定日(やくじょうび)
株式取引などの売買が成立した日。
安値(やすね)
ある期間の中で一番安い値段。
安値覚え(やすねおぼえ)
過去の安値が忘れられず、相場の流れが変わって上昇基調に転じてもいずれは値下がりすると思い込んでしまい、買いに踏み切れないこと。
安値引け(やすねびけ)
終値がその日の最安値で取引を終えること。
優先株式(ゆうせんかぶしき)
普通株に比べて配当金を優先的地位を持っている株式。配当や会社清算時の残余財産を普通株より優先的に受ける権利を有します。
優良株(ゆうりょうかぶ)
資産内容や企業業績が優れ、堅実な成長が見込める株式。
様子見(ようすみ)
相場が上がるか下がるかはっきりしないため、売り買いせず成行を見守る状況。
陽転(ようてん)
下げた株価が上昇に転ずること。
横這い(よこばい)
相場が上がり下がりの変動がなく、一定水準のまま推移している状況。
寄り付き(よりつき)
その日の最初の取引。午後の最初の取引を「後場寄り」と呼ぶこともあります。
弱気(よわき)
相場が下がると予想すること。
弱含み(よわぶくみ)
なんとなく下がりそうな気配があること。

ら・わ行

乱高下(らんこうげ)
相場の値動きが極めて荒く、先行きの見通しが難しい状態。
REIT(りーと)Real Estate Investment Trust
不動産投資信託。投資家から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を投資家に分配する商品。
利食い(りぐい)
保有している株式が値上がりして利益が出ている状態で売却し、利益を確定すること。
利回り(りまわり)
投資金額に対する年間収益の割合。
累積投資(るいせきとうし)
毎月一定額の株式を購入する投資方法。
割高(わりだか)
市場の平均値と比べて株価が高いこと。
割安(わりやす)
市場の平均値と比べて株価が安いこと。
割る(わる)
株価が下落して過去の安値や大台など、ある特定の価格を下回ること。

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