13.ドルコスト平均法のメリットとデメリット
誰もが手軽に実践できる「勝ちパターン」のドルコスト平均法。
多くの投資家が有効性を認めるその手法は、初心者の方にもおすすめです。
ドルコスト平均法とは?
ドルコスト平均法は、「一定期間ごとに一定金額で同じ商品を継続的に購入する」方法のことです。
一括で購入するのではなく、毎月や毎週など定期的に一定額ずつ投資をすることで購入額が平均化され、投資につきものの価格変動リスクを抑える効果が期待できます。
ドルコスト平均法のメリット
継続的な投資が可能になる
ドルコスト平均法の最大のメリットです。相場の変化に一喜一憂することなく継続的に投資をすることで、結果的に大きな利益が期待できるのが特徴です。
高掴みのリスクを減らせる
ドルコスト平均法は、価格が安いときには多く、価格が高いときは少量を購入します。
そのため、相場を読み間違えて価格が高騰している時に一気に購入してしまう高掴みをするリスクを最小限に抑えられます。
初心者でも始めやすい
定期的に定額分の金融商品を購入するため、相場や経済状況の分析など専門的な知識やスキルは必要ありません。
また、少ない金額から投資ができるので、まとまった資金がなくてもOK!初心者の方も始めやすい投資方法です。
ドルコスト平均法のデメリット
メリットの多いドルコスト平均法ですが、投資手法として万能かというとそうとは言い切れません。
短期運用には向かない
短期投資には不向きのため、短期間で大きな利益を得たいしたい人にはおすすめできません。
投資期間が短いと、日々変動する価格の変化を平均化することが難しくなります。
10年~20年単位の長期的な運用に向いている投資方法です。